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④標準正規分布

標準正規分布

  • 標準化・・・データの値から平均を引いて標準偏差で割るという操作。結果として平均が0、標準偏差が1になる。

正規分布から標準正規分布への変換

$$X~N(\mu, \sigma^2) → 標準化 Z=\frac{X – \mu}{\sigma} → Z~N(0,1^2)$$

平均\(\mu\)、分散\(\sigma^2\)の正規分布に従う確率変数Xが、標準化により平均0、分散\(1^2\)の標準正規分布に従う確率変数Zに変換される。

標準正規分布の特徴

  1. 平均、中央値、最頻値がすべて0になる。
  2. Z=0から∞の範囲に全体の50%が入る。(右半分ということ)

標準化する意味

標準正規分布表が使える。→ それぞれ固有の正規分布を「統一規格」に変換することにより標準正規分布表の数値を適用できる。

標準正規分布表

  • 大文字Z:標準正規分布に従う確率変数【箱】
  • 小文字z:確率変数Zが具体的にとる実現値【箱の中身】→教科書によっては A

例)上側確率の場合

標準正規分布のグラフの全体面積=1 (=100%)

小文字 z =1.5の時標準正規分布表で0.0668 (=6.8%)

つまり、斜線部分は上側6.8%になる

(山田剛史、村井潤一郎著「よくわかる心理統計」(以降、山田村井本)を参考に)

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