1変数データ

⑤標準得点と偏差値

標準得点(z得点) 標準化の意味・・・データの値から平均を引いて標準偏差で割る(標準化)ことにより、その値が標準偏差何個分、平均から離れているかがわかり、それにより違う値どうしでも比較ができるようになる。 標準得点・・・標準化によって計算...
1変数データ

④要約統計量(代表値と散布度)

データ全体の持つ情報を1つの値にまとめる作業を数値要約といい、要約された値を要約統計量という。 数値統計量として、代表値と散布度がある。 代表値 データ全体を1つの値で代表させるとき、この値を代表値という。 代表値には、平均、中央値(メ...
2変数データ

①散布図と相関係数

散布図 2つの変数の関係を表す。相関図ともいう。 関係の仕方により、右上がり、右下がり、U字型曲線相関、逆U字型曲線相関、無相関などの関係性を見ることができる。 共分散 定義 平均からの偏差の積「」の平均 数式 特徴 ...
仮説検定

①統計的仮説検定の基礎

仮説検定の基本的考え方 まず対象に「差はない」という仮説()と「差がある」という仮説()を立てる。 差について計算を行う。 計算結果が「差がない」という仮説()の下ではありえない結果となった。(矛盾発生) 「差がない」という仮説()は間違...
仮説検定

②標準正規分布による検定(1つの平均値)

1つの平均値の検定(標準正規分布・母分散既知) 母分散既知とは? 長年の経験、蓄積から母集団の平均、分散を算出できる状態のこと。 帰無仮説と対立仮説の設定 帰無仮説  対立仮説 (両側検定) 検定統計量の選択 対象母集...
仮説検定

③ t分布による検定(1つの平均値)

1つの平均値の検定(t分布・母分散未知) 特徴 母分散:未知 標本数:小標本 目的:標本平均と母平均との間に統計的に有意な差があるかとうかを検定する。 大標本と小標本のサンプルサイズの境界はどこに? 小標本と大標本のサンプ...
仮説検定

④ カイ二乗検定

適合度の検定 特徴 対象データ:名義尺度データ 目的:カテゴリー別の観測度数と期待度数の間のズレを評価する 観測度数:実際にカテゴリに属するデータの度数 期待度数:帰無仮説の下で計算される度数 確率分布:自由度(カテゴリー数...
確率

①確率の基本

確率とは? 古典的確率(先験的確率)・・・観測や実験に基づかないで論理的な推論によってのみ定義される。 相対度数確率(統計的確率)・・・観測、実験による相対度数から確率を探る。繰り返し試行と大量現象における相対度数として確率を捉...